No.030

UECインキュ ミーティング記録

11月20日(木)の交流会は大分県のインキュベーション施設卒業起業であるモバイルクリエイトの村井社長をゲストにお迎えしました。
どうすれば儲かるのか?,とズバリの質問が出て村井社長が,嫌なこと(説明,営業)をすることだ,と答えました。

【写真と文 安部博文】

日時11月20日(木)17:00~18:00
場所インキュベーション施設5F会議室
ゲスト村井雄司(むらい・ゆうじ) モバイルクリエイト株式会社 代表取締役社長 ⇒HP

内容
今回は,大分県の公設インキュ施設で創業し,10年で東証一部に株式公開したモバイルクリエイトの村井社長をお招きして交流会を行った。
モバイルクリエイトは,GPS・インターネット・無線など既存技術を新結合したタクシー用自動配車システムで成長するベンチャー企業。

●どうやったら会社は儲けることができるのか
お客がお金を出しても欲しい!と思っているものを作ること。私たち技術者は,ともすれば自分が作りたいものを作る傾向がある。そうやって作ったものが売れることはまずない。私は叔父の会社に社員としているとき,自分が作りたいものを作るために金を稼ぐ必要があった。そこでお客さんが困っていることの解決や便利になるシステムを開発することがお金になる,ということを知った。

みなさんは「嫌なこと」をしていないのではないですか?
昔の私にとって嫌なこととは,人に説明することだった。しかし,自分がしたいことをするためにはお金が必要。そこでお金を出してもらうために,嫌でもお金を持っている人に説明しなければならない。ところが,自分の説明に相手が納得してくれたり,開発したものを喜んでもらっているうちに,説明がそれほど嫌ではなくなった。それに人に説明していると,自分に欠けているものに気づくことがある。それを補うと前より良くなる。
もうひとつのポイントは,「失敗したら人に迷惑をかける仕組み」を作ること。自分のお金でやっているのだから失敗しても良いという考えはダメ。

とにかく,お金を生む早道は営業すること。
やりたいことをするためには,どうしたらできるのかを真剣に考える。そして色んな人と話をする。そうするうちに,こうしたら問題が解決できるのではないか,という姿がイメージできるようになる。私はイメージできたものは実現できると信じているので,そうなればやれる。大事なのは,買ってくれる人を見つけること。これが成功の99%だと思う。